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ウェスタンレッドシダーは、最も安定した針葉樹の一つですが、天然素材であるため環境の影響を受けます。そのため、ウェスタンレッドシダーの外壁材は、周囲の空気の水分含有量と平衡に達しようと、膨張または収縮する可能性があります。ウェスタンレッドシダーの外壁材の含水率は施工前に平衡にすることで、後々の変化を最小限に抑えることができます。様々な地域で使用される外壁材の推奨含水率については、下表をご覧ください。実際の現場では、木材は乾燥した状態で保つように注意をしてください。そのために、外壁材は地面から離して積み重ね、上からカバーをかぶせるようにします。もし木材を湿った地面または新しいコンクリートの上に保管しなければならない場合は、外壁材を地上から4〜6インチ(102〜152mm)離し、空気を循環させることにより、湿度から守るようにしてください。気候に順応するまでに要する時間は、外壁材の含水率によって異なります。以下の手順は、様々な外壁材の仕様に推奨される方法です。
ウェスタンレッドシダーの外壁材は、施工に至るまで、直射日光、水、雪、氷、汚れ、およびその他の自然の要素にさらされないようにすることが大切です。外壁材は地面から離して水蒸気防止シートまたは木片の上に平らに置き、水分が底板を通って吸収されないようにします。カバーが水に濡れないように、中央を高くして、防水カバーで保護をしてください。空気の循環が必要ですので、木材を密閉しないようにしてください。使用前の外壁材は、ガレージなどの密閉された建物に保管するのが理想的です。
このグレードのサイディングは、窯で12〜15%の含水率まで乾燥させており、すべての外壁材製品の中でも最も使用するまでに準備の必要がない製品です。作業現場に到着するまで外壁材に水濡れがない場合は3〜5日間、換気の良い場所での保管が必要なアメリカ南西部を除いて、製品到着後すぐに使用することができます。外壁材に水濡れがある場合は、水濡れがある木材を分けておき、完全に乾燥させてから取り付けてください。
節のある外壁材は、19%未満の含水率まで空気または窯で乾燥されています。この種のサイディングは7〜10日間、乾燥した保管場所に均等間隔で保管します(下図)。水分や湿気の高い環境では、より長くかかることがあります。
未加工または未乾燥の外壁材は、出荷前に乾燥されておらず、加工済みの外壁材よりも気候に順応させるのに時間がかかります。外壁材を木片の上に垂直になるように置き(左図)、換気の良い乾燥した場所に最低30日間、湿気や湿度を高く保ったまま長期間保管してください。未加工の外壁材を指定する場合は、チャネル、ベベル、ボードアンドバテンなどのデザインがお推めです。また、外的影響による変化が少ない、幅の狭い製品を使うことも推奨します。 外壁材の取り付けで推奨される水分含有量は以下の通りです。
このホームページに記載されている基準、グレード、その他の情報は、北米のデータに基づいたものです。国別のデータについては、地域の資料を参照いただくか、当協会までお問い合わせください。
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