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建物の屋外のデザインを決めるために、オンラインギャラリーの写真や、Pinterestの写真、houzz.comのアイデアブックを見たり・・・すでにオンラインで理想のデザインを追い求めてきたことでしょう。もしそうであれば、一旦デザインのアイデア集めを止めて、ウェスタンレッドシダーで夢の屋外スペースを実現してみませんか?
そのためには、設計が最も重要です。しかし、お財布に優しく、機能性に優れた、美しい外観の空間を実際に設計することは容易ではありません。そんなあなたのために、ノー スカロライナ州のランドスケープアーキテクトのテッド・クリアリーがお手伝いします。米国ランドスケープ協会の会員で、スタジオ・クリアリー・ランドスケープ・アーキテクチャーの会長であるクリアリー氏は、理想の屋外空間を作るための始め方から、希望を叶える設計の仕方をサポートします。ここでは、クリアリー氏からのデザイン上のヒントをご紹介します。
まず大切なのは、機能性に焦点を当てることです。このために、クリアリー氏は、目的について自分に問いかけることを提案しています。
この空間の主な目的は何ですか?正直に答えてみてください。ここで毎晩大きなディナーパーティーを開催しますか?家族と一緒に夏の食事を楽しむために最適な、小さな楽園になるでしょうか?
家族だけで使う場合には、おそらく来客用の席はそれほど必要ないでしょう。その浮いたお金で、子供のために楽しく環境にやさしいウェスタンレッドシダーでできた遊び場を、ダイニングルームから見えるところに作ることができるでしょう。そうすれば、子供たちが早めに夕食を済ませたら、このウェスタンレッドシダーのウッドデッキで、ご夫婦一緒に子供たちを見守りながらゆっくりすることもできます。
夢のような話に聞こえるかもしれませんが、あまり使わない高級デザイナー家具にお金を費やすよりも、費用対効果に優れた方法であると言えます。
クリアリー氏は、視覚的関心を引くために、直線だけでなく様々な形を並べて空間をデザインすることも推奨しています。例えば、従来の長方形のかたちをした庭であれば、曲線のあるデッキは、屋外空間の全体的美しさにアクセントを加えてくれます。また、庭に使われる正方形のペルゴラがあれば、座席エリアから庭につながる曲がりくねった石の歩道を作ってアクセントにすることもできます。ウェスタンレッドシダーでできた四角張った花壇がある場合には、四角張った角度のところにアーチ型アーバー(木陰)を使うこともできます。
視覚的な面白みを加えるもう一つの方法として、素材を混ぜる方法もあります。これは、どの素材とも相性がいいウェスタンレッドシダーだからできることでもあります。例えば、ステンレス製の屋外用キッチンを置きたい場合には、高級感のあるウェスタンレッドシダーの格子を使うことができます。庭の仕切りとしても使用することもでき、これにより、キッチンエリアに華やかな日差しが差し込むようになります。また、伝統的な裏庭に現代的なエッジを加えるためにウェスタンレッドシダーを使うこともできるなど、使用方法にかかわらず、木材の魅力を楽しむことができます。
お住まいの地域によっては、冬の間に屋外空間を使えない場合もあるでしょう。ですが、その間でもキッチンの窓からの景色を楽しむことができます。そのことを念頭に置いて、美しいガ ゼボ(パビリオンの一種)を屋内から見える庭の部分に建てることができます。凍える朝でも、屋内から自分で立てた美しい庭園を眺めることができ、次の夏が来るのが待ち遠しくなります!
屋外の眺めを最大限に楽しむためのもう一つの方法として紹介したいのが、クリアリー氏が提唱する 「賢い風景照明」です。これは、ウェスタンレッドシダーのベンチなどの魅力を増させるために、霜降りの照明で照らす方法です。また、家から裏庭に続く勝手口がある場合は、裏庭に暖かく輝く光を投げかける調光スイッチを設置することもできます。また、クリアリー氏は庭の照明は少な目にすることを勧めています。照明が多すぎると、歩道が空港の滑走路のようになってしまい、せっかくの雰囲気が台無しになってしまうからです。
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