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1年に1度、春にはデッキを清掃し、汚れ、カビなどによる変色を取り除くことをお勧めします。毎年の清掃により、デッキの保護コーティングの寿命を延ばすことができると同時に、美しい外観を保つことができます。
洗剤を入れた温水でデッキを清掃することで、汚れは取り除くことはできますが、カビを取り除くには、家庭用(酸素ベース)の漂白剤が必要となります。ほとんどの塗装会社では、同社のデッキ仕上げ剤と一緒に使用できるデッキクリーニング製品も用意しています。この製品は、クリーナー、ブライトナー、または修復剤と呼ばれ、ウェスタンレッドシダーを守る仕上げ剤を取り除くことなく、様々な変色を取り除くことができます。
これらのクリーナーを使うことで、レッドシダーの表面のカビや藻類によって発生する汚れや変色を取り除くことができますが、鉄やタンニンの汚れやデッキの表面から風化した(灰色の)木材を取り除く能力は製品によって異なります。このデッキクリーナーの中には、実際に風化した部分のレッドシダーを取り除いてしまうものもありますので、使用の際は注意してください。高水圧洗浄はレッドシダーデッキの表面に多大な損傷を与える可能性もあります。この種の清掃は、レッドシダーデッキやその他のレッドシダー製品にはお勧めできません。
ウェスタンレッドシダーの色が褪せてきたら、デッキの表面の再仕上げが必要です。
新しい仕上げ剤は木材に浸透させなければなりません。仕上げが早過ぎると吸収が不十分になります。一方で仕上げが遅すぎると、風化した木材の上に塗布する可能性もあり、仕上げの性能が低くなります。ウェスタンレッドシダーデッキの再仕上げの最初のステップは、清掃です(上記参照)。デッキ表面を清掃し、洗い流した後、乾燥させます。木材の含水 率は20%以下でなければなりません。
半透明のステイン、透明なステイン、撥水剤の仕上げは、刷毛、パッドまたはローラーを使用して簡単に仕上げ剤を再塗布でき、比較的簡単です。ステインは風化後、より空洞の多くなったデッキ表面部分に簡単に浸透します。他の部分では、仕上げ剤が木材の表面に残ってしまうこともあります。その場合には、余分な仕上げ剤を刷毛で取り除いてください。デッキを補修する際にステインを塗布しすぎると、表面にフィルムが形成され、後々塗膜の剥離が起き、さらなる修復が必要になる場合もあります。
長期間にわたって天候にさらされているウェスタンレッドシダーの自然な外観を保つことは困難です。より自然で透明な仕上げ剤を使った場合でも、木の元の色を維持することがより難しくなる場合があります。修復の際には、デッキ表面から風化した仕上げを完全に剥がし、最初から仕上げ直すことが求められます。この場合では、風化した繊維からステインを取り除く、強力な洗剤または剥離剤を使用することができます。ただし、レッドシダーを元の外観に完全に復元することは非常に困難です。業者で販売されている染色剥離剤を使用すると、仕上げ済みのウェスタンレッドシダーから油性の染色およびアクリル系の染色を取り除くことができます。また、液体で販売されている為すぐに使用することが可能です。使用後は、残った洗剤や剥離剤を木材の表面から完全に洗い流し、木材を乾燥させてから、他の塗料を塗布するようにしてください。
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